過干渉な親への対応方法

親から毎日のように電話が来てうざい。
メール、LINEが多くて過干渉で困る。
「なんで○○しないの?」など自分の価値観を押し付けくる。

今回は「過干渉な親への対応方法」についてお伝えします。

過干渉な親(自身の場合)

自身の家庭環境を振り返ると、親はそこまで過干渉ではありません。

むしろ放任主義でたまに口を出してくる程度のものです。

ただ、同居していた祖母は、一緒にいる時間が長いと割と○○をしろ」とか「なんで○○しないの?」を言ってくるタイプの人です。

部屋にいると「何で暖房つけないの?」とか「もっと着なあかんやん(厚着しなさい)」など。

自分としてはちょうどいい温度感でも、祖母の視点からはそれは【寒い】のです。

けれどもそれは祖母の感覚僕の感覚ではありません。
僕の感覚では【ちょうどいい】のです。

親が干渉してくる理由(自身の場合)

「自分の感覚を相手も感じている」という考えが自身の中にあるからでしょう。

もちろんその背後にあるのは「愛情」なので、その気持ちも受け取りつつ、けれども当人の感覚としては親の感覚とは違うので、それは「うざい」わけです。

したがって、「自分の感覚が全てで、相手もそう感じているはず」という考えが当人と親との感覚の違いを生み、不釣り合いが生じるのです。

前置きが長くなりました。

次に「過干渉を引き起こす理由」について考えていきます。

親が過干渉な3つの理由

自分が感じている不安を、相手を動かすことで見ないようにしている

意図的にそのようにはしないと思いますがサブタイトルの通り「自分が感じている不安を、相手を動かすことで対処しようとしていること」が理由として挙げられます。

本来なら自分のことをしないといけないのに、相手(特に身近な存在である子)を動かそうとすることで不安を解消しようとしている】場合があります。

また、不安だけでなく自身が解決していくべき問題に向き合いたくない】場合でも、同じように相手を動かすことでその問題に直面しなくていい時間が増えるわけなので、【干渉】という行動に出る場合もあります。(自戒を込めて)

価値観の押し付け

「親の価値観は絶対であるという価値観を持っているから」ということも理由の1つとして挙げられるでしょう。

親世代と子世代で【考え方】【価値観】が違っているにも関わらず、それは絶対的なものだと考えている親もいます。

祖父はそのタイプでした。

【オレの考えが絶対だ】といわんばかりに従わないと「家を出てけ」と言ってきたり、暴力を振るったりするタイプの人だったので、押し付けの典型的なタイプだったと言えます。

「これが愛情である」という一方的な思いがある

価値観の押し付けと同じように、「これが愛情である」と一方的な思い込みがある場合も干渉、ひいては過干渉を引き起こします。

愛情は嬉しいのですが、それを表現する方法としては、当人としては「愛情」としては捉えづらいわけです。

【干渉】で根本的に不安を解消することにはならない

干渉してくる親自身が「不安でいること」に気がつかなければ、これまでのパターンと同じことを繰り返すだけで、自分とは違う別の相手を動かそうとするだけでしょう。

一方で「私に干渉せずに、自分(親)の気持ちと向き合え!」というのもこちらの【価値観の押し付け】です。

禅問答のようなやりとりですが、できることは「言うことのできる関係性を築く」、もしくは「あなた自身のことに集中する」ことが自分にできることであり、目の前の一歩としてできることでしょう。

「自分にできること」を分解する

前述の「自分にできること」をもう少し分解して見てみましょう。

自分はどう思っていて、どうしてほしいのかを把握する

「把握」は相手がいなくても自分の中で完結します。

親に対して自分はどう思うのか、どうしてほしいのかをノートなり、メモ帳なりに書き出します。

聞き役がいる場合は話しながら、メモしながら「自分はどう思っていて、相手にどうしてほしいのか」を把握するとよいでしょう。

意思を伝える

「言うことのできる関係性を築く」ことも同時にしつつ、「私はこう思う」という意思表示も必要。

先ほど把握した「自分の思い」を意思表示します。

でも急に言われると親もびっくりするかもしれないので、一緒に皿洗いしながらとか、料理を作りながらなど相手がされて嬉しいことと一緒にセットで(笑)

また伝える際は、「自分はこう思っている」など自分主語で伝えると相手を傷つけずにすみます(心理学的には「アイメッセージ」という)。

相手を主語にした「あなたがいけないんでしょ!」という言葉はヒートアップして水掛け論になりがち。

感情的になって結局何を伝えたかったのかを忘れてしまう可能性もあります。

もちろん感情的になるのもありですが、最終的にどういうメッセージを伝えるかは思い出しておくとよいと思います。

感情的になった場合、あくまで目的は【「私はこう思う」という意見を伝えること】であることを忘れずに。

ケースバイケースで、ケンカした後で冷静になってから日を置いて意見を伝えるパターンも良いと思います(そこは気持ちとのバランスを見つつ)。

自分がやりたいことにフォーカスし行動すること

親からの干渉が気になってしまう気持ちもわかります。

感情的になった直後って、相手のちょっとした言動が気になってしまったり心を動かされたりしてしまうもの。

けれども最終的にあなたができることは自分と向き合って、「社会とどのようなつながりを持つのか」ということと「やりたいことを行動に移すこと」です。

親へあなたの人生の主導権を渡しては、本末転倒になります。

無理ならまずそれを可能にする環境作りから

前述したことが無理だと思うのであれば、それを可能にする環境作りから始めると良いでしょう。

例えば「同居しているなら、別居する」「連絡はペースを落としてもらうようあなたの意思を伝える」などです。

環境が変われば、自分も相手もこれまでのパターンではいられなくなりますから変わらざるを得ません。

これまでのパターンが変わると、親のことが気にならなくなる場合もあるでしょうし、前述のことが可能になるチャンスが訪れるかもしれません。

トライアンドエラーで、長期的な視座を。

第3者を立てることも対応方法の一つとして考える

もし関係性を築くことに不安があるのであれば、第3者を立てて話すことも対応方法の一つとして提案します。

第3者を立てる場合、あなたとだけ信頼関係を築けている人を立てても、親とのそれがない場合は親が彼(もしくは彼女)の話しを聞かないので、「親に近い人」かつ、「あなた自身の意見も聞いてくれる人」を仲介者として立てるとよいでしょう。

まずは親の知り合いから当たると話しが早いです。

まとめ

過干渉な親への対応方法についてお伝えしました。

親世代の人は「親が持っている価値観の中で生きてきた」からこそ、それがよかれと思って過干渉になります。
けれども、それはこちらとしてはちょっとおせっかいなものです。。

心配する愛情は受け取って、あなた自身のやりたいことにフォーカスして動きましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

親子なのに「理解できない」を解決するカウンセラー | 離散家族だったところから両親と再会し、それまでの後悔と疑問が解けた経験から、関係改善までのコミュニケーションプロセスをアドバイスしています / 父とは所在地不明なところから再会しました / NLPマスタープラクティショナー