人間関係で存在する2つしかない構図

前回は、人間の性格パターンを4つ見ていきました。
今回は、それぞれのポジションにおけるパターンを2つ紹介します。
2つ紹介というよりも2つのパターンしかないと言われています。

実際に観察したり、体感してみると分かりますが、これは確かに2パターンしか存在しないだろうなというのが感想です。

では、早速その2つのパターンを見ていきます。

①「ポジティブ自立」と「ネガティブ依存」

一つのパターンは「ポジティブ自立」×「ネガティブ依存」です。
よくうつ病の人を励ましてはいけないと言いますが、それはこの構図で説明することができます。
人は、「自分が正しい」という意見の元、人間関係を築きます。
それが強固になればなるほど、ポジションにおける互いの距離は遠くなります。

あとからやりますが、相手との間に【センター】という「感動やつながりを感じることができる場所」があります。

それは「自分が正しい」という自分の枠から出ないことには感じることができません。
意識している、していないに関わらず、人は「自分が正しい」と思っているもの。
それを実際に認めることは怖いし、自分が自分じゃなくなる感覚はありますが、それを重ねていくことでセンターで相手と出会うことができるのです。

話を戻します。

この場合、励ましてはいけないというのは「励まして相手の感情を感じようとしない状態」が続くとポジティブな面しか見ようとしないポジティブ自立と、感情を感じてほしいネガティブ依存の間の距離はますます離れていく結果になります。

すると互いの心は離れていって、さらに「分かってもらえない感」が強まるネガティブ依存の人はうつが強まる可能性が高くなります。
その結果、「もうこの人には相談しないでおこう」というような間柄になり、ここに一つのコミュニケーションパターンが出来上がってしまいます。

「ポジティブ自立」と「ネガティブ依存」」

引用:『人間関係のマトリックススタディグループ』第二回テキストより

②「ネガティブ自立」と「ポジティブ依存」

これは会社の上司と部下との関係で説明すると分かりやすいかと思います。
上司は仕事をまとめる役なので「ネガティブ自立」、チェックを受ける側になるのは部下だと思うので「ポジティブ依存」になるでしょう。

「もちろんこの資料まとめてくれたよね?」「期日までにできなかった理由は何?」と問い詰められると多くの場合、「えっと、、、」とか「すみません。。」というパワーバランスになります。

ここで「ポジティブ依存」の部下が黙っていたり、自信がない状態で小声で細々と言い訳するとさらに上司は「あの時そう伝えたよねえ?」とさらに発破をかけるごとく言葉を乗せてきます。

「ネガティブ自立」と「ポジティブ依存」

引用:『人間関係のマトリックススタディグループ』第三回テキストより

これでこの構図が出来上がってしまうわけです。
具体的なシチュエーションなので、経験がない人にはもしかしたら分かりづらかったかもしれません。

大きくこの2パターンでした。

片方の人がポジティブになると、もう片方はネガティブ。
片方が責められると、もう片方はもううんざり、頭の中が何も考えられないという状態になるのです。

ではこれを克服するにはどうしたらいいのか?
それを次にみていきましょう。

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親子なのに「理解できない」を解決するカウンセラー | 離散家族だったところから両親と再会し、それまでの後悔と疑問が解けた経験から、関係改善までのコミュニケーションプロセスをアドバイスしています / 父とは所在地不明なところから再会しました / NLPマスタープラクティショナー