人が持っている意図のたどり着く先(その②)

前回「人が持っている意図のたどり着く先は5つである」ということについて記述しました。

また、その1つ目である「ただ在ること(Being)」についても述べています。

今回は2つ目「内なる安らぎ(Inner Peace)」についてです。

以下、前回同様プロコミュニケーションモデル『コア・トランスフォーメーション』より引用します。

内なる安らぎ(Inner Peace

わたし(著者)がある日バスに乗っていると、四人の家族が乗り込んできました。父親と母親、男女二人の子供で、両親は白い杖をついていました。

両親はバスの前方の左座席に座り、向かい側に子供たちが座りました。見ていると、子供たちはとても静かにして、両親に注意を向けていました。

「わたしの目が見えなかったとしたら子育てなんて難しくてとてもできない。いま子供たちが安全かどうかもわからないだろうし。」と考えながらわたしは様子を見ていました。

そのとき、父親が子供に言いました。「ナンシー、ダニー、いま何をしているんだい。バスが動いてるんだから、静かに座っているだろうね。」明らかにイライラしていました。

すると母親が父親のひざに手を置き、落ち着いた、しっかりした声でこう言ったのです。「子供たちは大丈夫ですよ」。彼女からかもし出される安らかな雰囲気を感じて、わたしの顔にほほえみが自然にこみ上げてきました。

感動していました。その内面の安らかさゆえに、この女性は目が見えなくても、自分の子供たちを信頼することができたのです。彼女の存在を感じたわたしの中にある部分が、彼女の波長と共鳴するのを感じました。

そして、わたし自身も安らかな気持ちになったのです。同じように安らかな雰囲気をかもし出している人に会ったことはありませんか。その際、自他の境界を超えるような安らぎを感じたのではないでしょうか。

”内なる安らぎ”というコアステートを持っているとは、どんな状況でも冷静さや落ち着きを保っていることです。この状態は、静かな統一状態とも呼ばれます。

インディラ・ガンディーはこう言っています。「行動しているさなかにあっても内面は静かであること、静寂の中にあっても生き生きとしていることを人は学ばなければなりません」

たどっていくと、このような「内なる平和な状態の中にいたい」という意図があるということですね。

常にというわけにはいきませんが、こういった状態になったことは1度はあるはず。

次回は3つ目のコアステート、愛(Love)」について紹介していきます。

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親子なのに「理解できない」を解決するカウンセラー | 離散家族だったところから両親と再会し、それまでの後悔と疑問が解けた経験から、関係改善までのコミュニケーションプロセスをアドバイスしています / 父とは所在地不明なところから再会しました / NLPマスタープラクティショナー